元衆院議員で弁護士の若狭勝氏が18日放送のTBS系情報番組「ひるおび!」で〝逃走中〟の木下富美子都議に言及した。

 辞職勧告を受けている木下都議は11月9日に4か月ぶりに公の場に姿を見せたものの、18日に予定されていた〝フルボッコ質疑〟は再度の体調不良で欠席。都議会は24日に改めて議会に出席し自身の立場を説明するよう求めている。

 これに若狭氏は「このままだと都議会の信用が失せてしまう。除名の方向で考えるべき」と主張。一方、元テレビ朝日アナウンサーで都議会議員の川松真一郎氏は「弁明の場もなしに除名というのは民主的ではない。木下都議に辞職勧告を受け入れ、向き合ってもらいたいというのが議会の立場」と説明した。

 また、若狭氏はかつて日本ファーストの会代表の立場で木下都議を応援していたといい「いい議員になると期待していた」と振り返り「除名になるともう選挙に出る可能性はなくなる。辞職ならやり直せるかもしれない」とも述べた。