玉川徹氏と若狭勝氏が100万円文通費めぐり追及タッグ「金額より制度にメス入れるべき」

2021年11月17日 11時20分

若狭勝氏(東スポWeb)
若狭勝氏(東スポWeb)

 テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターで同局社員の玉川徹氏が17日、同番組に出演し、国会で問題になっている在職1日で100万円が支給された新人議員の文書通信交通滞在費(文通費)について言及した。

 自民、公明、維新が新人議員から返還を求め、全額寄付する考えを示し、公明、立民、維新、国民、共産が〝日割り支給〟に法改正の意向を示し、自民党は議論に応じる姿勢を見せている。

 番組では元衆院議員の若狭勝弁護士に実情を取材。若狭氏によると、国会議員の給与に当たる歳費(月130万円)は自民党党費や部会の会費などが天引きされて月60~70万円。

「地元の新年会、お祭り、会合での5000円や1万円の会費を1日3~4件はしごし、領収書なしで使える文通費はありがたかった。『文通費がなかったら子供の学費は払えないよ』という同僚議員もいて〝第2の給与〟になっているのは否めないと断言できる」と話したという。

 日割り支給の法改正についても「任期1日で100万円が支給されたことが問題ではなく、月100万円を領収書なし、報告義務なしで使える制度にメスを入れるべき」と若狭氏は指摘した。

 これに玉川氏は「問題提起したというところはいいんですけど、日割りにするとか寄付にするという話で終わってしまったら、本質から全然ずれたところで国会議員のごまかしだと僕は思ってますよ」とバッサリ。

 続けて「文通費については10年以上前からずっと(取材を)やってますけど、問題の本質は給与と変わらないというところ。簡単に言えば、給与となれば何に使ってもいいお金。でも文通費と名前が付いている通り、経費としてのお金の性格が強いわけですが、実質経費にはなっていない。〝第2の歳費〟という話が出ましたけど、第2ですらない。今国会議員の月額の歳費は20%削減という状況になっていて(130万円だったのが)104万円くらい。税金がかかって手取りとしては70~80万円くらいになる。一方で文通費は何に使ってもいいお金が100万円。現実問題としてむしろ〝第1の歳費〟になっている。これの方が問題でしょ」と批判した。

 玉川氏はサラリーマン目線に立ってなおも熱弁をふるう。

「我々サラリーマンでも経営者でも経費というのはこういうものが経費として認められますよ、これは認められませんよとはじかれちゃったり、税務署からやたらきつく言われるわけじゃないですか。だから国会議員だって、これとこれには経費として使えます、上限はこれです、余ったら国庫に返しましょうとなぜできない、議論しないんでしょう? 衆院選って基本的に3年に1回くらいですから、そのうちのたった1か月だけ日割りにしても本質的には何も変わっていないんです」と若狭氏に同調した。

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