年始恒例 “福男選び” が2年連続で中止に 常連芸人は前向き「その次は3年分の福男になる」

2021年11月16日 19時19分

福男選びへの思いを語った伊丹(東スポWeb)
福男選びへの思いを語った伊丹(東スポWeb)

 全国のえびす神社の総本社である兵庫・西宮市の西宮神社が、来年の「開運神事福男選び」を中止すると発表した。2年連続の中止に、2019年の同神事で2番福に選ばれた吉本新喜劇座員の伊丹祐貴(33)が16日、思いを打ち明けた。

 1月10日の「十日えびす」にあわせて行われる開門神事福男選びは毎年、参拝一番乗りを目指して5000人以上が集結。午前6時の開門と同時に約230メートル先の本殿を目指して境内を駆け抜ける新春の風物詩だ。

 同神社は1月2日に行われる「奉射事始祭」を規模を縮小して再開し、飲食を伴わない露店の境内への出店なども認めるが、福男選びは中止とした。福男の2年連続認定中止は1966、67年以来のことだという。

 伊丹は来年も中止が決定したことを知ると「普通に寂しい。伝統があり縁起のいい神事ですから、そこでクラスターを出すわけにもいかない…。実際、スタート前はぎゅうぎゅうですからね。しゃあないですかね」と残念がった。

 福を授ける福男は、自身は運が悪くなるというジンクスがあるといわれるが、伊丹は吉本新喜劇に入団し、コンスタントに舞台に出演。2月9日の「ふくの日」に結婚もした。

「福男をきっかけにガラッと変わった。いまだに同期にも『福男』と言われるし、『また、2番か』とイジられたりもする。転機になったのは間違いない」。福男に選ばれた際の法被は宝物で、今も常に持ち歩いている。

 脚力だけでなく、スタート地点を決めるクジ運が大きく影響する福男選びは「福男を取る取らへんにかかわらず、1年に1回の挑戦をするのに、すごい気力がいるから価値もあると思うんです」と語る。

 それだけに、参加を希望していた人に対しては「来年も残念ですけど、その次は3年分の福男になるので、だいぶ重みがある。前向きにとらえてほしいですね」とアドバイス。コメディアンらしく「寂しい思いをされてる人は僕が出ている新喜劇を見て笑ってほしい」と呼び掛けた。

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