自民党の三原じゅん子参院議員(57)が12日、ツイッターを更新し、「自民党モータースポーツ振興議員連盟総会」が行われたことを報告した。先の衆院選で元F1レーサーの山本左近氏(39)が当選し、振興議連に議員として加入。強力な援軍を得た形だ。

 三原氏は「古屋圭司会長のもと新たな人事や活動報告。元F1ドライバー山本左近議員が衆議院議員となった事で事務局長に。モータースポーツを盛り上げて行きます!! ちなみに私は幹事長を務めます」と投稿した。

 同議連はモータースポーツ振興を目的に設立され、20年の歴史を誇る。山本氏は政界転身前から現役の立場で意見提言してきたが、衆院議員となったことで、事務局入り。元F1レーサーが国会議員に転身したのは初で、〝1年生議員〟ながら事務局長に抜擢された。

 初登院時に山本氏は「カーボンニュートラルという新しい時代に求められる自動車施策、あり方、税制に関し、これまでのキャリアを生かした訴えを国政で生かしたい」と抱負を語っていて、モーター議連に関しても「これまでも参加してきたが、改めてしっかりと働いていきたい」と話していた。

 三原氏も元レーシングドライバーなだけに頼もしい後輩の加入に同議連の活動も活発化しそうで、自身の役職も事務局長から幹事長となった。