英王室記者による〝王室暴露本〟の黒幕はヘンリー王子&メーガン妃だった…

2021年11月11日 13時01分

ヘンリー王子とメーガン妃(ロイター)
ヘンリー王子とメーガン妃(ロイター)

 やはりヘンリー王子&メーガン妃が黒幕だった。昨年大きな話題となった王室記者による王子夫妻と英王室との確執に迫った回顧録「Finding Freedom(自由を求めて)」について、同夫妻が当時の側近を通じて著者に自分たちの主張を伝えていたことが分かった。英紙サンが10日報じた。

 ロンドンの控訴院で今週開かれているメーガン妃の“手紙訴訟”の簡易控訴審で、当時王子夫妻の広報官だったジェイソン・ナフ氏が23ページにわたる陳述書を裁判所に提出。その中で、同氏は回顧録の共同著者で王室記者だったオミッド・スコビー氏とキャロリン・ドゥランド氏から取材を受ける前、王子夫妻から長時間にわたるブリーフィングを受けたと証言した。

「自由を求めて」は昨年8月に発売。英国や米国のほか、日本でも扶桑社から日本語版が出版されるなど、これまで10か国以上で売上計50万部を突破した。そんな中、王子夫妻は著者が独自に取材し、書いた本だとして、一貫して関与を否定してきた。

 ところが陳述書によると、ヘンリー王子は自分たちと同書との関係を否定するため、ナフ氏に「私たちは全く関係ないと言えるようにしておくことが大事だ。同時に、君が彼らに正しい内容や背景を伝えられれば、真実が浮かび上がってくる」との内容のメールを送った。

 一方、メーガン妃は疎遠になっていた父親トーマス・マークルさん(77)への手紙についてもナフ氏とメールでやり取りしていたことが明らかになった。陳述書によると、同妃は手紙の文中で父親を“ダディ”と呼ぶことにするとし、その理由について、もし手紙がリークされた場合、「その方が(人々の)琴線に触れる」からだと説明した。

 これらのメールが存在したこと対し、メーガン妃側は控訴院に「忘れていた」と失念していたとして謝罪し、「被告や法廷を欺くような意図は全くなかった」と釈明した。

 メーガン妃は2018年の結婚後、トーマスさんに送った手紙を英紙メール・オン・サンデーが翌年、「メーガン妃と父親の亀裂に関する真の悲劇を示す手紙」との見出しで抜粋を掲載。これに同妃は「掲載が個人情報の悪用や著作権侵害などに当たる」として同紙の出版元を提訴。今年2月に一審で勝訴したが、被告側は判決を不服として上訴した。

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