物書きでいま注目! ハライチ岩井は芥川賞作家芸人・ピース又吉〝チルドレン〟だった

2021年11月10日 22時37分

ハライチ・岩井勇気(左)とピース・又吉直樹(東スポWeb)
ハライチ・岩井勇気(左)とピース・又吉直樹(東スポWeb)

 お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気(35)が、9月に出したエッセイ集第2弾「どうやら僕の日常生活はまちがっている」(新潮社)の大ヒットを記念し10日、〝芥川賞作家芸人〟ピース又吉直樹(41)を呼び都内でトークイベントを開いた。

 同著は月刊誌などの連載エッセーをまとめたもの。その中で岩井は初めて小説も書き下ろした。「面白かったです。すごく岩井らしいというか、なんかホント岩井そのものみたいな…。嫌なこと言ってたかと思うと、優しいとこあるよなとかもあるし、ホンマ岩井っぽい。で、だんだん岩井を好きになる仕組みになってる感じがした」と又吉も絶賛。

 2人はお笑い番組「ピカルの定理」(フジテレビ、2010~13年)の共演で親しくなった。スタジオの前室(待機場所)で、又吉が連載エッセーをケータイやパソコンで書いているのも岩井は見ていた。当時「なんか小説で面白いのありますか?」と又吉に尋ね、勧められた乙一氏の短編「ZOO」が、岩井の初めて読んだ小説だそう。

 岩井は、「書くのメッチャ好き」と公言する又吉ほどではない。2年前に初エッセーを書くにあたり参考にしたのは、ピカルのとき又吉が書いていたエッセーだった。「それをマネてるとこがあるのもかもしんないす」と岩井。そのデビュー作のとき、又吉は岩井に「とりあえず5万部、売り」と言ったそうだが、累計10万部を突破した。又吉は以前、岩井に「小説書くなら、エッセー本を2冊出してからにし」ともアドバイスしたという。

 岩井はこの日、ファンの前で又吉と2人で初めて喋るにあたり、又吉の長編小説「劇場」を読んできた。小説を読むのは「ZOO」以来で、感想を聞かれた岩井は「〝あ、又吉さんだな〟って部分、結構ありましたよね」。又吉が「あんな変な奴として、俺を見てたんや岩井は」と返すと、岩井は「全然(そう)見てます。なんか意地悪っていうか、傲慢だな~って」と答えた。

 又吉は締めのあいさつで「岩井が僕のことを傲慢な奴やと思ってたと明らかになっただけでも、有意義な(イベントだった)」とチクリ。岩井は慌てて「メチャクチャ俺には優しいス」とフォローし、「そんなにね、僕がフィーチャーされてなかったときからすごく声掛けてきてくれてたし、いろんな話を聞いたりとか…。本質的なところは傲慢な人間なんだなって思うところを、経験とか人生積み上げてきたもので、優しくしてきてくれてるのかなぁとは思ってましたね」と、又吉との交流を明かした。

 岩井の連載はただいま休止中。〝師匠〟又吉は「できればまた書いてもらいたいですけどね」と声を掛けていた。

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