元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が2日、自身のツイッターを更新し、日本維新の会を評価した。

 維新は今回の衆院選で公示前の11議席から41議席と大躍進を遂げた。特に地盤の大阪では候補者を擁立した15選挙区すべてで勝利。10区では立憲民主党の辻元清美氏をも破った。

 橋下氏は「今回の選挙で維新が躍進したのは吉村府政松井市政の高評価」と分析。「特に吉村知事のコロナ第5派対応は吉村知事のリーダーシップと事実上の大阪都構想の枠組みのおかげ。かつての府市の枠組みなら大混乱」と評価した。

 続けて「大阪都構想に反対していた人たちは、かつての府市の関係ならコロナ対応がどうなっていたか考えよ」とキッパリ。

 かつて自身が推進した同構想について「国のコロナ対応がうまくいかなかったのは国と地方の関係不全。つまり統治機構不全。大阪は都構想運動会によって統治機構が改善した。それを完成するのが大阪都構想」と説明した。