衆院選が31日投開票され、大阪7区に立憲民主党から立候補した乃木涼介氏(57)は落選した。

 NHK連続テレビ小説「マッサン」に出演するなど俳優として活躍した乃木氏は、「中間層の再生なくして成長なし」「大阪の成長なくして日本の成長なし」などと経済政策の転換を主張。大阪の行政を担ってきた維新の会に対し、「『大阪の成長を止めるな』と、まるで成長したかのように言うが、この10年まったく成長していない」などと批判した。

 10年来の友人というスタンダップコメディアンのぜんじろうも応援に入ったが、候補者を擁立した大阪の選挙区すべてを〝制圧〟した日本維新の会の奥下剛光氏の前に敗れた。