政界の長老、亀井静香氏がトレンドワード入りしている。

 亀井氏は31日、「ひろゆき&柏木由紀と考える総選挙」(ABEMA TV)にゲスト出演。選択的夫婦別姓やデジタル化などさまざまなテーマを実業家のひろゆき氏、斎木陽平氏らと議論したが、噛み合わない場面がたびたび見られた。

 ひろゆき氏が大学生の奨学金受給者の割合を知っているかと問うも、亀井氏は「私のころは…」とどこ吹く風。

 また、牧島かれんデジタル担当大臣との中継後にはデジタル化が「どんどん進んでいくのなら、この世とおさらばしたい。そんな社会は住むに値しない」と切り捨てて、スタジオを凍りつかせていた。

 亀井氏は番組終了前に退席したが、今日の振り返りを求められた斎木氏は「見ればわかりますけど、(亀井氏は)常にとんちんかんで論理もへったくれもない。ひろゆきさん(の質問)にも答えない。老害」とこき下ろした。

 政治家のためのブランディング戦略家の鈴鹿久美子氏も「典型的な政治家で、(議論を)はぐらかす。ただ自分の意見をいうのは良くない。わかるようにいうのが政治家の仕事です」と苦言を並べた。

 リモート出演したひろゆき氏は「基礎の情報がないので話し合っても成立しない」もお手上げだったが、亀井氏不在の場で〝悪口大会〟になったことで後味の悪さが目立った。