フリーキャスターの辛坊治郎氏が31日放送の「辛坊治郎 Sunday Kiss ぷらす」(Kiss FM)に出演。秋篠宮家の長女・眞子さんと小室圭さんの結婚報道に感じた違和感を口にした。

 今後のメディアの話題になり、辛坊氏は「日本は何か変えようということに抵抗感の強い国なので、放送局を放送法第4条を撤廃して自由化しようというよりは、ネットの言論に放送法第4条みたいなものを導入して、役所が関与して規制したいっていう方向性になっていく可能性の方が、俺は高いと思うね」とコメント。

 続けて「でね、日本って非常に不思議なんだけど、匿名性にそんなに疑問がないって言うか、抵抗がないって言うかさ。アメリカではありえないだろと思うのは、今回の眞子さん、小室さんのケースでも、元々の情報の発信源になってる、お母さんと付き合ってた男っていうのはいまだに匿名で、顔も見えなきゃ姿も見えない。一方的に情報を発信してるっていう」と素朴な疑問を語った。

 その上で「『誰なんだよ、それは!』っていうのが、アメリカではまず最初に出てくるはずだけど、そこに誰も関心がいかないっていうか、一方的に匿名の誰かが言ってることを何の疑問もなく受け入れちゃうっていう、不思議な社会だなあ、とは思うけどね」と指摘し「それが変わるか?っていうとなかなか変わらないかもしれないな」と嘆いていた。