豊島将之竜王(31)に藤井聡太三冠(19)が挑戦する将棋の第34期竜王戦七番勝負・第3局2日目が福島県いわき市で行われ、93手で藤井三冠が勝利。3連勝で史上最年少四冠に王手をかけた。

 2日目に入り、藤井三冠が積極的に攻め、2筋、3筋からの重い攻めが奏功し、最後はしっかりと寄せ切った。これで藤井三冠は棋聖、王位、叡王に続き将棋界最高峰のタイトルの竜王奪取に王手をかけた。

 難解な局面な続き「苦しい展開だった」と振り返った藤井三冠だが、最後は見事に読み切って勝利した。竜王奪取に王手をかけた藤井三冠は「いい状態で臨めるようにしたい」と抱負を語った。

 注目の第4局は11月12日、13日に山口県・宇部市で行われる。