ステージ4の大腸がんで生配信企画「1000日後に死ぬ力也」などを行っていた力也さんが亡くなったことがわかった。28日に妻の薄子さんがツイッターで明らかにした。

 薄子さんは「病院にて、10/27 22時55分 力也が亡くなりました」と報告。「火曜日の夜9時半に病院から電話があり、走って駆けつけましたが それから日をまたぎ24時間以上頑張って3人の時間を作ってくれました 私達夫婦を応援して頂き本当にありがとうございました」とつづった。

 力也さんは昨年6月に大腸がんと診断され、7月にツイッターで「この度、最長余命3年の宣告を受けました」と告白。その後は「1000日後に死ぬ力也」と銘打ち、闘病の模様をニコ生やSNSで発信していた。

 今年7月14日には「今日は余命宣告日 余命1年だと宣告された日からちょうど1年が経ちましたが…結果! 生きてますっ!まだまだ大丈夫!!」とツイート。「嫁に感謝! 家族に感謝!応援してくれた皆様 ホントありがとう!!癌なんかに負けるかぁ!!」などと前向きな言葉を記していた。

 それでも最後は病魔の前に力尽きた。力也さんと交流があった元「2ちゃんねる」管理人で実業家のひろゆき氏は28日、ツイッターで「余命宣告された時間よりも長く時間を過ごせたのは、薄子さんと力也さんの二人の力だと思います。薄子さんもゆっくり休んでください」と追悼。

 ニコニコ動画の窓口担当もツイッターで「ニコニコ生放送で配信くださっていた力也様の突然の訃報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。サービス開始初期より、長きに渡りニコニコ生放送を盛り上げ、支えていただきました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます」とコメントを発表している。