お笑い芸人のハリウッドザコシショウが24日放送の読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝」の出演。若手時代の苦労を語った。

 さまざまな事務所を渡り歩き、現在はソニー・ミュージックアーティスツに所属するザコシ。デビュー当時は吉本興業に所属していたが、26歳のときにナベプロに移籍した。

 ザコシは当時を「人間関係がすごい大変でした」と振り返った。というのも、吉本では「芸歴」で先輩・後輩が決まるが、ナベプロは「事務所に入った順」だったそうで「芸歴が例えば20年やってる感じでも、1年目なんですよ、扱いが」。

 そんなとき、芸歴が1年下というふかわりょうと〝因縁〟ができてしまった。吉本時代にも絡んだことがあり「友達みたいな感じ」だったというが、ナベプロに移籍して最初のライブに出る際のこと。

「ふかわりょうもいるから、あいさつしに行こうと(楽屋を)ガラガラって開けて『おう、ふかわよ!』みたいな感じで言ったら、『あ、今日はなんすか? ゲストですか?』みたいなこと言われて。『入ったんだよ』って言ったら『それだったら、もうちょっとしっかり、あいさつしないといけないんじゃないの!?』みたいなこと言われて」

 怒気をはらむ口調でふかわの〝豹変〟を表現したザコシ。これには、共演の月亭方正も「え~、それちょっとキツいな」と絶句。ザコシは手を裏返すしぐさをしながら「(手のひら)コロ~っすわ」と顔をしかめた。