元衆院議員で、タレントの東国原英夫が21日、ツイッターを更新し、衆院選(31日投開票)の情勢調査を受け、私見を述べた。

 衆院選の各メディアの中盤予想では与党は過半数獲得と相次いで報じられた。

 東国原は「本音の勝敗ラインは絶対安定多数(261)確保だろう。僕は抑、小選挙区比例代表並立制に反対の立場だが小選挙区制は二大政党制による政権交代可能を想定している。その割には野党が弱い。政権交代の気概・覚悟が感じられ無い。リベラルの限界か」と分析した。

 さらに「自公選挙・政治は現実的だ。清濁併せ呑む、政治的リアリズムを実現している。自民党右派と公明党は野合と言えば野合。しかし、それらが政治のリアリズムである。野党のイデオロギー対立は既に過去の産物。リベラル勢力は原理・原則に拘泥し硬直化している。今のままで政権なんて獲れる訳が無い」とバッサリ。

 野党は候補者一本化で調整したが、全289選挙区中、野党統一となったのは213区。まとまりきれずに野党候補が乱立する選挙区も多くあった。