「こっちに来ないで」ドラマ3本掛け持ち秋元康氏に厳しい声 それでもヒットさせる手腕

2021年10月21日 05時15分

秋元康氏(東スポWeb)
秋元康氏(東スポWeb)

 ドラマ業界で〝新参者〟である秋元康氏(63)が話題だ。10月期ドラマで、日テレ系「真犯人フラグ」をはじめ、3本もの企画・原案を手掛けた。ネット上では「ドラマの世界に来ないでください」など辛辣な声も上がるが…。実績を残してきたアイドル業界のようにヒットメーカーになりえるか――。

 10日にスタートした西島秀俊主演「真犯人フラグ」(日曜、午後10時半~)。2019年に大きな話題となった「あなたの番です」と同じく秋元氏が企画・原案を担当し、スタッフも再集結した謎解きミステリーだ。

「『あな番』と同じく約半年間にわたって放送する。第1話の視聴率は世帯平均視聴率8・4%、第2話は7・2%。ネット上のコメントを見ると、『ドラマの世界に来ないでください』『企画・秋元康とあるだけで見る気が失せます』『サスペンスドラマの伏線の回収ができていない』など辛辣な声が多く上がっている」(芸能関係者)

 秋元氏は「真犯人フラグ」以外にも、10月期でラブコメディー「じゃない方の彼女」(テレビ東京系=月曜、午後11時6分~)と、青春群像ドラマ「この初恋はフィクションです」(TBS系=月~木曜、深夜0時40分~)の企画・原案も担当している。

 AKB48や乃木坂46らをプロデュースし、国民的グループに押し上げた手腕で知られるが、ドラマ界では〝新参者〟。最近では「あな番」以外にも昨年の「共演NG」(テレ東系)や、今年7月期の「漂着者」(テレ朝系)を担当した。

 しかし、今クールにおける厳しい声から考えると、ドラマ業界でヒットメーカーになることは難しそうだが…実は勝算アリだという。

 現在のドラマ業界は、視聴率よりも民放テレビポータルサービス「TVer」などの配信でどれだけ再生されるかが重要視されるからだ。

「テレビ各局はスポンサーが好む40代までの視聴者を取り込もうと必死です。TVerの視聴ランキングで『真犯人フラグ』は最高位で1位を獲得。『じゃない方の彼女』(同6位)、『この初恋はフィクションです』(同14位)も時間帯を考えれば悪くない。配信で再生されるということは若者が見ているということ。テレビ局が一番欲しい層が見ている」(前同)

 サスペンス、ラブコメ、青春モノとそれぞれ違う分野で「当てていることはすごいと思う」(テレビ関係者)という声もある。

 ちなみに、18日に放送された日本テレビ系「あなたの番です 特別編」も20日午前時点で24位となり、TVer視聴ランキング上位30に4作がランクインした。

「あな番」は劇場版公開を12月10日に控える。アイドル業界を席巻した手腕をドラマの世界でも発揮できるか。(視聴率はビデオリサーチ調べ/関東地区)

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