TBS・井上貴博アナウンサーが19日放送の報道番組「Nスタ」で、新型コロナウイルス新規感染者が激減していることを受け「恐怖、不安ばかりを強調するのは終わりにすべき」と恐怖をあおるメディアの報道に一石を投じた。これに対して、ネット上からは「関口宏に言え」と強烈なツッコミが入っている。

 19日、東京都で確認された新規感染者は36人で、11日連続で2桁となった。連日4桁を記録した8月から比べると、劇的に減少したと言えるだろう。さらにワクチン接種が進んだこともあり、井上アナは恐怖をあおるメディアにこの日だけではなく、別の日にも苦言を呈している。

 しかし〝恐怖あおり報道〟の最たる存在と世間的にみられている番組がTBSにはある。日曜朝の「サンデーモーニング」だ。17日放送でも司会の関口宏が「感染者が減っているということはいいことなのかな? ねぇ。安心していいのかな?という感じがする」と話して「いいことに決まっている」と批判を浴びたばかりだ。

 だからこそネット上には「関口宏に言え」という書き込みが殺到している。同じ局の番組だけに、まずは身近なところからどうにかしろ、という声が続出するのも当然かもしれない。