歌手でプロレスラーのゴージャス松野(60)が、肉体美を競う「モデルジャパン」前橋大会に出場。エントリーはたった1人だったことで、当然ながらグランプリを獲得し、11月13日の日本大会に駒を進めた。

 今年4月に還暦を迎えた松野は、過去2年出場していたゴールドクラス(50~59歳)からレジェンドクラス(60歳以上)に変更し、日本一の座を目指している。来月の日本大会を目指して最後の地方大会となる16日の前橋大会にエントリーしたが、出場者は松野1人だけ…。優勝したことは言うまでもない。

「1人だけということで、かえってプレッシャーがありました。出場者が多い時よりもいいパフォーマンスをしなければならないというプレッシャーですね。モチベーションを維持するのも難しかったのですが、他の対戦相手がいるとイメージして、ステージに立ちました」

 日本大会には過去2回挑戦し、4位、ベスト10とグランプリには届いていない。「今回、エントリーが1人でラッキーだったと言われないように、日本大会でいい成績を残したい。3度目の正直で1位を取りたいです。皆さん、コロナでまだまだ大変ですが、自分が頑張っている姿を見て、勇気と希望と元気を感じていただけたらうれしいです」

 前橋大会のモデルジャパン・ゴールドクラスには、昨年の日本大会を制した西川貴教もエントリーし、見事にグランプリとなった。松野は「西川さんは昨年よりも引き締まった感じがしました。ごあいさつする機会もあり、オーラというか、ステージに立っても華があるなと感じました。日本大会ではゴールドクラスを西川さん、レジェンドクラスを自分が優勝して、肩を並べて記念撮影したいです」。

 来月、グランプリという結果で還暦初の〝勲章〟を手に入れられるか。