タレントの小林礼奈が18日、ブログを更新し、「目の不自由な人に言いたいこと」とちょっとドキッとするようなタイトルで持論を熱弁した。

 冒頭で「使命なのかな?と思うぐらいによく、目の不自由な人に昔から出くわすんだ」と切り出す。

「こないだは、下りエスカレーターに乗る直前に杖付きながら探り探り歩いてる目の不自由な人を見かけたんだ。大丈夫かな?としばらく見ていたらそしたら、エスカレーターに上手く乗れなくて転びそうになっていた」ため、介助したという。

 その後も「とりあえず危なくなさそうなところまで手つないで一緒に行ってなんとか大丈夫だった」が、「すごく、『大丈夫大丈夫』ってずっと言ってて『絶対大丈夫じゃないじゃん!』ってしばらく後ろから付いて行った」そうだ。

 これを受け、小林は小学生だった時のことを思い出した。

「私がスーパーでおかしを買いに来ていたら『目が見えません、助けてください』とおもいっきり書いているプラカードをぶら下げたオジサンを発見したんだ」。杖をついていたそうで、「『何買うんですか?言ってくれたら入れますよ』と聞いたらめちゃくちゃ『〇〇を何個入れて。あと、〇〇あるかな?見てほしい』と、素直に頼られた事があった」

 その人の買い物に付き添い、「1時間ぐらいかかってさ買い物の量が多すぎて最初から誰かに頼る気満々でスーパー来たんだ!!ってめちゃくちゃ清々しい気持ちになったんだ! で、ちょっと喋って最後は『家まで送ってくれ!』と言われたから家まで送ったのよ」と明かした。

 介助を遠慮する目の不自由な人の心情を「何か健常者に邪険に扱われたり、意地悪されてきたのかな?」とおもんぱかりつつ、「健常者目線からすると『ヘルプマークぶら下げてる人がいるのに助けない自分』に罪悪感感じるから絶対」と自身は必ず介助するという。「不自由な人はそうやってどんどん人の良心に問いかけるような事してっていいと思うよ。もっと頼っていいんだぜ!!!」と熱烈に呼びかけた。