スーパークレイジー君の訴えは棄却 衆院選出馬断念で「最高裁まで争う」

2021年10月15日 16時23分

判決後に会見したスーパークレイジー君
判決後に会見したスーパークレイジー君

 埼玉・戸田市議のスーパークレイジー君(35)がついに議員バッジはく奪の崖っぷちに追い込まれた。東京高裁は15日、当選無効の裁決取り消しを求めたクレイジー君に対し、棄却を言い渡した。

 東京高裁の渡部勇次裁判長は「棄却する」とクレイジー君の訴えを退けた。クレイジー君は選挙前に3か月以上の居住実態がなかったとして、埼玉県選挙管理委員会から当選無効が言い渡され、取り消しを求めるとともに住所要件は憲法違反として、高裁に提訴していた。

 しかし、高裁は「日常的に居住していたとする客観的証拠が乏しい」「憲法違反には当たらない」として、訴えを棄却した。

 クレイジー君の弁護団は「クレイジー君が、しっかりと戸田市議会の議員を続けていきたいとの思いの炎が消えていない。弁護団としてもその思いを受け止めて、最後の戦いとして、最高裁に向けて、上告するというのを進めていきたい」と話した。

 クレイジー君は「最高裁までいかずに衆院選なり、もう1回、戸田で近々(選挙が)あるので、出てくれと。出るつもりで用意していたが、どうしても意見が分かれた。最後まで戦う。厳しいとわかっていてもやる時はやらないといけない」と衆院選への出馬プランは断念し、最高裁まで争うという。
 
 選挙の効力にかかわるため百日裁判の対象となっており、早ければ来月、遅くても年内に結果が出る可能性がある。最高裁で逆転シロ判決を得られなかった場合、クレイジー君は市議のバッジを失うことになる。

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