TBS「オールスター感謝祭 21秋」が9日に放送され、名物ミニマラソンが行われた。会場は恒例の赤坂ミニマラソンコースから、東京ドイツ村に変更。700メートルを5周する計3・5キロで、鬼の200メートル坂などが続く過酷な道のりだ。

 優勝したのは陸上短距離選手の藤光謙司で、男子マラソンロンドン五輪代表で、日本選手権1万メートルで4連覇を果たしている佐藤悠基の猛追をしのぎ、賞金100万円をゲットした。

 そんななか、スタジオの今田耕司の口から今春の「感謝祭マラソン」で起きた〝事件〟についてカミングアウトがあった。3月27日に放送されたマラソンでは、落語家の三遊亭遊子がハンデの恩恵を生かして初優勝。あまりの強さに招待選手の女子1万メートル日本記録保持者・新谷仁美が「むかつく! むかつく!」と悔しさをあらわにするほどだった。

 ダークホースの優勝にネット上は「誰?」状態。ツイッターでは「三遊亭遊子」がトレンド入りした。

 この日、今田は春のマラソンを振り返り「三遊亭遊子がぶっちぎりで優勝してもうて。放送終わったあと、マネジャーと一緒に謝りにきた。『空気を読まずにすいません』って(笑い)」と暴露。すぐに「いやいや、いいんですよ」とフォローしたものの、スタジオは大きな笑いに包まれた。

 ちなみに、今回のマラソンで三遊亭遊子は春よりもハンディが重くつけられ、入賞ならずだった。