女優の山田杏奈(20)、芋生悠(23)、HiHi Jetsの作間龍斗(19)が4日、都内で行われた映画「ひらいて」(22日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。

 同作は綿矢りさ氏の同名の恋愛小説が原作で、主人公の女子校生が片思いの男子を振り向かせるため、その恋人を〝略奪〟してしまうという物語だ。

 映画初出演で主人公が片思いを寄せる男子を演じた作間は、「見るからに女性が多い現場でした」とニヤけたが、山田や芋生との共演が決まった際は「まずネットで調べて、めちゃめちゃ活躍している方々だったので、『うわっ、すごっ!!』って驚いて…。でも、得られるものは全部得ようと、ずっと見てた」といい、2人から演技を吸収したと明かした。

 一方、主人公の女性を演じた山田は「芋生さんは3回目の共演でお姉さん的存在。いてくれるだけで落ち着いたし、作間くんも穏やかな感じでいい現場でした」と、終始、和やかな雰囲気で撮影できた様子。

 好きな人に振り向いてもらうため、好きな人の恋人を〝略奪〟するというとっぴな行動をする難しい役どころを演じたが、「かなり追い詰められたし、自分をすり減らした役でした」。難しい役を演じて、女優としてさらに成長したようだ。