高市早苗氏 ネットでバズっても「知名度イマイチ」 ワクチン副反応も誤算

2021年09月30日 06時15分

支持者を前に笑顔も見せたが…(代表撮影)
支持者を前に笑顔も見せたが…(代表撮影)

 女性初の首相を目指した高市早苗前総務相(60)は敗れたものの、国会議員票は岸田氏に次ぐ114票を得るなど、存在感は十分に示した。

 陣営関係者は「準備が足りなかった。急に総裁選になりましたからね。あと高市氏の名前が想像以上に知られていないと感じました。全国区じゃないんですよ」と知名度不足を明かした。

 支援していた安倍晋三前首相から「政策については自由にやればいい」と言われるほど政策通ではあったが、人柄のアピールには苦心した。

 阪神タイガースの熱狂的なファンという点は親しみやすさをPRするポイントだったが、マスコミが期待したハッピ姿は本人の意向で封印。同関係者は「自民党の党員は全国にいますから、タイガースファンじゃない人も多いでしょ。それでやめることにしたようだ」。確かに他球団のファンの票が逃げては元も子もないか…。

 また13日に新型コロナウイルスの2回目となるワクチン接種を行ったが、その副反応につい最近まで悩まされていた影響も。関係者によると、マスコミ対応の日程が副反応のためになくなったこともあったという。

 また高市氏は若いころ、ヘビメタバンドでドラムを叩いていた過去があるだけに、マスコミはドラムを演奏する写真を熱望した。歌手の世良公則との意見交換の場でドラムセットが用意されたが、副反応の影響で腕前を披露することはかなわなかった。

 高市氏は次の総裁選について「政策を磨いて私たちの仲間から総裁が出ればいい。それが私かは分からない」と明言を避けたが、「今回の総裁選で名前は広まったから次は期待できるんじゃないかな」と前出の関係者。

 高市氏が〝女性初の首相〟になる芽は、まだ残っている。

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