元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造(53)が26日に都内で日めくりシリーズ5作目となる「まいにち、つながろう」発売記念オンライントークイベントを行い、朝活のススメを説いた。

 これまでの4作との違いについて松岡は「(元気より)寄り添っていく言葉のほうが多いと思います」とコメント。コロナ禍で先が見えないなか「つながっていける言葉とかそういうものを発見していく力になってくれたらうれしい」と語った。

 コロナ禍の影響で松岡もマイナス思考になることがあったという。どう切り替えたのかと問われると「正直なかなかなれなかったですね。家族がいたこと。みんながいたんで、それは1つ良かったです。ただ、『自分は何のために生きてるんだろう』って所がどうしても出てくる。応援をテーマにしてるにも関わらず、なにもできないもどかしさとか。そこと向き合っていったのは確かですよね」と打ち明けた。

 コロナ禍で一番変わったことについて朝が早くなったことを挙げ「5時ぐらいに起きて新聞を読んだり、こういう(本の)言葉を考えたり朝は一番パワーがあるなって気付けた。発想力がすごいんですよ。『朝』っていう字には『日』という字に『+』が2個付いてます。夜寝てる『月』が横にいてちゃんとパワーをくれてる。コロナ禍に気付いた朝のパワーというのをみなさんも活用した変わってくるんじゃないかなと思います」と力説していた。