元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう氏(30)が21日、国会内で会見し、参院山口補選(10月7日告示、24日投開票)に「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)公認での立候補を正式表明した。

 へずま氏は窃盗や業務威力妨害の罪で先月末に一審有罪判決が出て以降、初の表舞台に立った。スーツ姿で緊張した面持ちのへずま氏だったが、片手には〝迷惑系〟時代のトレードマークだったコーラを片手に持ち、「メントスコーラ」を仕掛けるのではないかと報道陣にも緊張が走った。

 冒頭、NHK党の立花孝志党首(54)がへずま氏に出馬を要請した経緯を説明。「誰でも立候補できることを諸派党構想で掲げている。へずま君が一審で有罪判決を受けているが、選挙に立候補できる権利があることを一人でも多くの人に知ってほしい」と話した。

 へずま氏は「よく反省していないといわれるが、勘違い。実質、1年活動を休止して、我慢したことで反省している。(反省していることを)態度、行動で見せていこうと思ったので、選挙に出ようと思った。謝罪して、そこはしっかりと謝って、県内を回りたい。ふざけないです。本当に謝罪しながら回ります」と真顔で話した。

 本サイト既報通り、立候補の届け出名は本名の「原田将大」ではなく、「へずまりゅう」で申請する予定で、立花氏も「選管に確認したが、99%大丈夫」とへずま名での立候補に見通しがついたという。