芸能リポーターの井上公造氏が17日放送の朝日放送「おはよう朝日です」にリモート出演。女優・杏のフランス移住の現実味について解説した。

 その可能性を報道したのは、14日発売の「女性自身」。同誌によると、杏は今月放送のバラエティー番組で「将来の夢はヨーロッパに住むこと。現在フランス語を猛勉強中」などと発言。2006年に単身フランスにわたり、パリ・コレクションへの出演歴もあるなどパリとは縁が深い。

 東出昌大との離婚のゴタゴタや、父の渡辺謙と母親が泥沼の裁判の末に離婚したことなど、周囲の“喧噪”から5歳の双子の娘と3歳の長男を遠ざける意味でも、移住が現実味を帯びているという。

 これについて井上氏は「今すぐうんぬんということはない」としながらも「タイミングを考えると(双子の娘が)小学校に入る来年の秋ということになりますよね。考えられないわけではない」と指摘。

 そうなると、問題は金銭面だが「杏さんってCMの数がすごく多いですし、彼女はイメージいいですから1本単価が高いんですよ。同クラスの方と比べると。大体、1本1年契約で4000万前後と言われる」と明かした。

 現在、杏は「キリンビール」「三菱電機」など6社のCMに出演しているといい、「お金の計算して申し訳ないけど(1年)2億4000万っていう計算」と莫大な収入になっているという。

 また10月にスタートする連ドラはすでに撮影が終わっているそうで「今後ドラマに出るときは、タイミングを子供の休みに合わせて、その時期だけ連れて帰ってきて2か月ぐらい撮影して、またパリに戻るっていうことも可能。単純にフランス語勉強してるって話じゃないし、それでテレビでしゃべるとは思えません」と井上氏は分析した。