英調査会社「ユーガブ」による英王室メンバーの人気調査で、ヘンリー王子(36)が自身の過去最低を記録し、メーガン妃(40)がそれをさらに下回ったことが分かった。英紙デーリー・メール(電子版)が10日報じた。

 調査は英国内で成人を対象に8月27日から3日間実施され、有効回答は1667件だった。その中でヘンリー王子に対し、「非常によい印象」「よい印象」と答えたのは34%。これは前回の43%から9ポイント急落。妻メーガン妃も前回より3ポイント落として26%となった。

 ヘンリー王子夫妻の人気が大幅に下落した主な理由について、ユーガブ社は「今年3月に米CBSのオプラ・ウィンフリーとの独占インタビュー番組に出演し、王室をおとしめる発言をしたためだ」と分析した。

 この調査結果について、ヘンリー王子を幼少時代から知る元王室担当記者ダンカン・ラーコンベ氏は英誌「クローサー」に、若いころは王室でも一番人気だったヘンリー王子が、「今のこの現実を受け入れるのは本当につらいだろうし、これが彼の怒りにつながりそうだ」と懸念を示した。

 メーガン妃についても同氏は「(王室に嫁いだ)当初は歓迎ムードだったが、今や英国民の信頼をなくしてしまい、人気も急降下だ」と同誌に語った。

 ちなみに、英王室人気ナンバーワンはエリザベス女王で80%。続いてウィリアム王子の78%とキャサリン妃の75%。チャールズ皇太子は54%でカミラ夫人は43%。ヘンリー王子&メーガン妃より不人気は皇太子の弟アンドルー王子の6%だけだった。