実業家のひろゆき氏が10日、ニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA TV)にリモート出演。立憲民主党が次期衆院選で政権交代を果たした際の政策を発表したことに「不明確」と一刀両断した。

 枝野幸男代表は「政権発足後の初閣議で直ちに決定する事項」として、30兆円規模の補正予算の編成、新型コロナ対策司令塔の設置、日本学術会議人事で任命拒否された6人の任命、赤木ファイル関連文書の開示、森友・加計・桜問題真相解明チームの設置などを発表した。

 これについてひろゆき氏は「政権を取るための戦い方と、ちょっとでも議席を増やしたらいいよねっていう戦い方は、違うと思うんですよ」とズバリ。続けて「でも、森友学園がどうたらとかって(発表をしてる)。要するに自民党に投票しなかった人って、森友学園の(疑惑)は良くないよねと思ってるから野党に投票するわけで、むしろ言う必要ないんですよ。それを争点にしちゃうと、『また文句ばっかり言ってる』ってなっちゃう」と指摘した。

 その上で「議席を増やしたいのか、政権を取りたいのかっていうのが不明確なので、そこを確認したい」と訴えた。