女優の黒柳徹子(88)がイラン映画の巨匠、アッバス・キアロスタミ監督作品特別企画「そしてキアロスタミはつづく」特集上映開催に際して「拍手を送りたい♡」とコメントした。

 キアロスタミ監督は1997年に映画「桜桃の味」でカンヌ映画祭で最高賞(作品賞)の「パルム・ドール」を獲得。日本の小津安二郎監督をリスペクトすることでも知られる、イランを代表する監督の1人だ。

 そのキアロスタミ監督の初期7作品をデジタルリマスター再編集した上映企画「そしてキアロスタミはつづく」が10月16日よりスタート(@ユーロスペース)。黒柳は同監督の「友だちのうちはどこ?」(1987年公開)にコメントを寄せ「教室の子どもの、ざわめきの声がタイトルバックに。ペルシア語がわかったら、どんなに面白いだろう。仕事に疲れてる方に、特に見ていただきたい映画」と魅力を語る。最後は「子どもの心を持ち続けているキアロスタミ監督に最高ですと、拍手を送りたい♡」と文末にハートマークを付け、同監督への愛を表した。