「ワールドロボットサミット2020愛知大会」の開会式が9日、愛知県国際展示場(常滑市)で行われ、アンバサダーのディーン・フジオカ(41)や愛知県の大村秀章知事(61)らが出席した。

 このイベントでは15か国61チーム(9日時点)がロボット技術などを競う。本来なら昨年行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年の開催となった。

「去年コロナだったりいろいろあって、1年越しになってしまいましたが、こういう形で開催できて本当によかったなとホッとしております。1人でも多くの方にロボットとの共生、いっしょに生きていくという未来を感じていただけたら」とディーンはあいさつした。

 ロボットにやってもらいたいことを質問されるとディーンは「家の中のことですかね」と即答。「あんまり家にいる時間がないので部屋の掃除だったりベッドメイキングとかそういうことをやってくれたらうれしいですね。一週間ツアーで地方を回って家に帰ったりすると、こんなに中途半端な状態で家を出ちゃったんだということがあるのでそういうときに家に頼もしいパートナーがいてくれると。(帰ってきたときに家がきれいになっていたら)チップ払っちゃいます」と笑顔を見せた。

 愛知大会は12日まで行われ、10月8日~10日には福島大会が開催される。