国際政治学者の三浦瑠麗氏(40)が4日、ツイッターを更新。自民党総裁選に言及した。

 菅義偉首相が総裁選出馬を見送ったことで、一転して混戦模様に。すでに岸田文雄前政調会長が立候補を表明し、高市早苗元総務相や野田聖子幹事長代理が意欲を見せれば、河野太郎行革相が立候補の意思を固めた。また二階派は石破茂元幹事長を担ぎ出す動きが出ている。

 三浦氏はこの件について英語でツイート。和訳すると「元首相の安倍首相は、女性保守派の高市(早苗)氏を支援すると発表した。小泉進次郎氏は河野(太郎)氏をサポートしています。自民党の若者たちは、小泉氏を追って世代交代するか、派閥を追うかという選択に直面するだろう」となる。

 単なる勝ち負けではなく「世代交代」「派閥政治」の重大な分岐点になるという見立てだ。

 この日、安倍前首相が高市氏支援を派閥に要請したと伝えられた。三浦氏は前日3日に「高市氏は自民支持層にもまだ十分な支持が広がっていないが、小池氏を恐れる政治家からすれば、一旦初代女性総理を輩出させたいという思惑もあろう。しっかり政策論争をやっていただきたい」とツイートしている。