秋篠宮家の長女眞子さま(29)が、婚約が内定している小室圭さん(29)と年内結婚で調整を進めていることが1日、分かったが、そうしたなか2日発売の「週刊新潮」が、小室さんの母・佳代さんが傷病手当を不正受給していたと報じた。またしても佳代さんに関する疑惑が最悪のタイミングで持ち上がったことで、国民の反対の声はますます大きくなりそう。また結婚後に拠点を移すと言われる米国の生活にも心配の声が上がっている。

 これ以上ない最悪のタイミングで、またしても小室さんの母・佳代さんに疑惑が持ち上がってしまった――。

 これまで佳代さんは元婚約者との金銭トラブルのほか、2002年に亡くなった夫の遺族年金を不正受給していた疑惑が報じられたが、「週刊新潮」によると、今度は傷病手当の不正受給疑惑が浮上。18年に「適応障害」を理由に勤務先を長期欠勤していた際、療養期間中で傷病手当を受給していながら、長野・軽井沢の知人の店でアルバイトしていたというのだ。

 この事実をもって一概に不正受給とは言えないというが、申請に虚偽があったと認められれば、不正受給として全額返納を求められる可能性もあるという。

 次々と明らかになる佳代さんの疑惑に、国民の小室家に対する疑念は増すばかり。皇室ジャーナリストは「小室さんは19年1月と今年4月に母・佳代さんと元婚約者との金銭問題について文書で説明し、解決金を渡す意向も示したが、結局、問題は収拾していない。そこへ遺族年金と傷病手当の不正受給疑惑が重なり、小室家の金銭疑惑は深まるばかり。眞子さまと結婚されるには、どうしても疑惑をクリアにしないと祝福されない」と指摘する。

 そんななか眞子さまは、一般の結納に当たる「納采の儀」など通例の皇室関連儀式は行わず、婚姻届を提出して皇籍を離脱。さらに皇室経済法で規定された、最大で約1億5000万円の一時金を辞退する意向だという。

 一時金は皇室を離れても品位を保つために国から支給されるものだが、眞子さまが辞退する意向を示したのは、小室家の金銭トラブルに向けられる国民の批判の声を封じるためだと言われる。小室家に対しては「一時金狙いの結婚では?」といった厳しい声があるのも事実だけに眞子さまが、圭さんとの結婚に対する批判の声を打ち消すための決断と言えるだろう。

 明治天皇の玄孫で政治評論家の竹田恒泰氏は1日、ツイッターに「結婚に伴う儀式や行事を一切行わないということは、結婚後に皇室と小室家の親戚付き合いはしないという意味。駆け落ちに近い状況といえる」と投稿。状況について「最悪から2番目の事態」と分析したが、「ご結婚なさるのであれば、幸せになっていただきたい」と祝福した。

 眞子さまは結婚後に渡米して圭さんとの新生活を始める見通しだが、米国での生活も一筋縄ではいきそうもない。

「皇室を離れたとしても、米国ではコロナ禍でアジア人差別も広がっているだけに、警備は厳重にならざるを得ないでしょう。一部では5年で3億6000万円と報じられましたが、実際にはもっとかかるという試算もある」(前出の皇室ジャーナリスト)

 同じく米国で暮らす英国王室のヘンリー王子、メーガン妃夫妻は、年間5億円とも言われる高額警備費が英国民の間で批判された。眞子さまが一時金を辞退するなら、圭さんの稼ぎだけで多額の警備費を払えるとは思えない。ヘンリー王子夫妻に向けられる批判を2人が浴びる可能性があるうえ、佳代さんの疑惑もあるだけに、まだまだ安心できそうもない。