へずまりゅうこと原田将大被告(30)が31日、ツイッターを更新し、9月18~20日まで山口きらら博記念公園(山口市)で予定されている野外ロックフェス「WILD BUNCH FEST.2021」(ワイルド・バンチ・フェス)の開催中止を訴えた。

「WILDーー」はへずまの地元・山口で開催される。あいみょん、きゃりーぱみゅぱみゅ、Creepy Nuts、RADWIMPS、WANIMA、サンボマスターら有名アーティストが多数参加し、チケットはすでに完売している。

 野外フェスを巡っては、愛知県常滑市で今月28~29日に行われた「NAMIMONOGATARI2021」で、一部マスクを外した客で、密になっていたことや酒類が提供されていたことで、批判が殺到。愛知の大村知事は騒ぎになってから主催者側に抗議する騒動があったばかりだ。
 
 へずまは「山口県知事へ」と村岡嗣政知事を名指ししたうえで、「去年コロナに観戦して名指しで報道されて激怒されたけど、その後のゲームクラスターや夏フェスについて強く言及しないのはなぜですか? 大村秀章爆笑と一緒になるんですか?」「ワイルドバンチフェスは中止にすべきだ。コロナを軽視するなよ」(原文ママ)と投稿した。

 へずまは昨年、コロナ感染が判明し、発症した状態で日本全国を転々とし、山口県内にも滞在。村岡知事は「何てことしてくれるんだ」と激怒し、へずまと接触した人は相談するよう呼びかけていた因縁がある。へずまは「俺は次の県知事に田村淳になって欲しいと思っちょる」と同じく同郷出身のロンブー淳の待望論もぶち上げた。
 
 一方で、へずまは村岡知事には昨年の騒動を謝罪したい意向を示し、「去年に関しては俺が悪かったから」と平身低頭。フェスの中止を呼びかけたことには「山口県民が心配しちょるからね。誰も発信せんから」「(コロナに)なってからの苦しさはまた皆に伝えたい。ただの風邪なんかじゃない」などと元迷惑系ユーチューバーとは思えない謙虚さを見せた。