親しい間柄ゆえのイジリだったのか、それとも――。

 元SMAPの中居正広(49)、Kis―My―Ft2の千賀健永(30)が29日、フジテレビ系大型特番「FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~」に生出演。

 キスマイは「悪い顔ニュース」という企画で、逮捕されたという設定で、悪い顔を披露。VTRを見た中居は「なんか千賀はね、先週ね、ここら辺に注射を打ったって言っていた」と暴露して、頬に注射を打つフリをした。

 その後スタジオに登場した千賀は、中居に向かって「そういうのは僕に許可を得てから言ってください!」とキレ気味に食ってかかった。

 中居は千賀に謝罪しつつも「注射打ったの?」とたたみかけると、千賀は「打ちました」「ちょっとだけヒアルロン酸を」と明かした。

 千賀が顔をイジったことを生放送内で世間に知らしめた中居に対し、ネット上には「パワハラだ」「ジャニーズ事務所は古い」といった批判の声も投稿されている。

 だが、もともと2人は親しい間柄。SMAPを手がけた敏腕女性スタッフは、キスマイのマネジメントも担当していた。

 芸能プロ関係者は「中居と千賀は一緒にマージャンをするほどの仲。SMAP解散騒動で、敏腕女性スタッフが事務所を退社したとき、キスマイが事務所内で干されるのではないか、と中居は心配していました」と明かした。

 番組出演後には、ツイッターでキスマイがトレンドワード入り。業界内には、中居が千賀の話題作りを手助けしたという見方もある。

 とはいえ、リスキーなトークだったのは間違いない。あるテレビ局関係者は「2人の関係性を知らない人には、パワハラに見えたかもしれない」と話している。