窃盗や威力業務妨害などの罪に問われた元迷惑系ユーチューバーで〝へずまりゅう〟こと原田将大被告(30)に27日、懲役1年6月、保護観察付き執行猶予4年の有罪判決が出たことに「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)の立花孝志党首(54)が再起を後押しするメッセージを寄せた。

 この日、NHK党の定例会見で立花氏は「本人とは連絡を取っている。ユーチューブか何かではなく、新しいことをやっていきたい意向がある。執行猶予がついたので控訴しないと思う」と話した。立花氏は昨年の都知事選に立候補した際、原田被告を街頭演説でマイクを持たせるなど、親交がある。
 
 立花氏はかねて原田被告が迷惑系ユーチューバーで暴走していることに救いの手を差し伸べたいとしていた。

「病気の一種で、ユーチューバーとして過激な動画を出したい、やたら数字が気になる。僕もなりかけた。これはユーチューブだけでなく、ニコ生(ニコニコ生放送)の配信者もそう。どうしても再生数が欲しいと警察ざたを起こす。彼自身も相当深く反省しているようなので、彼なりの人生を歩んでくれると確信している」と立花氏は原田被告の更生にエールを送った。