26日放送の読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」では菅義偉首相と政府分科会・尾身茂会長の意思の疎通不足について、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が私見を述べた。

 昨日も菅首相が新型コロナ感染拡大について菅首相は収束に向け「明かりは見えている」と発言。これに対して尾身会長は「楽観的」と否定的な意見を述べるなど、コミュニケーション不足が指摘されている。

 これについて橋下氏は「菅さんと尾身さんが激論している姿が見せていない中で、お互いがそれぞれメッセージを発信している。だから平行線になっている。菅さんの言うことを尾身さんが否定する。正直、みんなは尾身さんの言うことを信頼している。だから、菅さん何やってんだとなっている」と指摘。

 さらに「菅さん自身が議論できないなら、菅さんの代理人が尾身さんと菅さんの考え方を言える人がオープンの場で議論して、それを引き取って菅さんが発信すればいい。そのプロセスが欠けている」と提言した。