お笑いコンビ「おぎやはぎ」の小木博明(50)が25日、「バイキングMORE」に出演し、フジロックに参加した観客に対して私見を述べた。

 番組ではコロナ禍におけるイベント開催の是非を特集。20日から22日まで新潟県内で開催された国内最大級の野外音楽フェス「FUJI ROCK FESTIVAL’21」(フジロック)で事務局が、公式サイトで「現在のところ、会期中の会場においては、ひとりの陽性者も確認されていないことを、まずはご報告させていただきます」と公表したことについて議論を交わした。

 フジロックの配信場組を観ていたというカンニング竹山(50)は「イベント、スポーツ、舞台で)結局、それで陽性になって、『どこでかかった可能性があると思いますか?』って言ったら、行ったんだけど『分からない』と言われちゃうとそれで感染経路不明者になっちゃうわけでしょ。そうじゃなくて、実はここに行きましたって。別に悪いことじゃないって言うとそれがデータとなって出てくるから」と指摘。その上で「フジロックももう終わったから、陽性の人は言ってもらったらなんとなく今後のみんなのために役立つのかなと思う」と提案した。

 この竹山の提案に対して小木は「でもフジロックに関しては東京で緊急事態宣言出てるのに県外をまたいで行ってる。6割ぐらいの人が東京から。8割9割も緊急事態宣言の所から来てると思うんですよ。その時にこれに行ってかかるじゃないですか。言えないですよね、恥ずかしくて」と話した。

 続けて「まず常識がない人間に思われるし。会社の人に休むとなった時にも『なんで感染したんだ』って言われてもフジロックに行ってたって言ったらクビでしょ、会社。どこに言うにも恥ずかしい、家族にも。だって自分の欲望を抑えられなかったわけだから」と厳しい言葉を続けた。

 相方の矢作兼(49)は「怒らないから言ってごらんって言わなきゃダメよ(笑い)」と提案していた。