元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が23日、「めざまし8」(フジテレビ系)に出演し、プロ野球・中田翔の巨人移籍について理由を説明するべきと指摘した。

 番組では日本ハム時代に同僚に暴行し、巨人に移籍後初本塁打を放った中田について取り上げた。

 橋下氏は「プロ野球というのは民間の事業なので民間の企業として考えればいいんですけど」と前置きしたうえで「ただプロ野球ってある意味、公の存在なので。中田選手に制裁をくわえろと言うつもりはないけど、どういう事実関係で、だからこうなんだということはもうちょっと詳細に説明すべきなのかなと思いますね。中田選手の活躍は期待しますけど、移籍の経緯とか暴行事件のペナルティーの関係が見えないままなのは残念です」と感想を述べた。

 司会の谷原章介(49)は「当事者間の謝罪。これから改めて自分が弱かったというご自身と向き合う作業は謹慎明けでも終わらないわけですから」と話すと永島優美アナ(29)も「少し複雑な思いで見てる方は多いのかなというふうに感じますね」と同意した。

 最後に谷原は「旧球団日本ハムのファン、巨人のファンのためにも弱い自分と向き合って強い自分になってもらいたいと思います」とエールを送った