女優の寺島しのぶ(48)が22日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、ワクチンによる夫婦ゲンカが起きたことを明かした。

 寺島は2007年にフランス人の男性と国際結婚。コロナ禍においてフランスでは、医療従事者や介護従事者などが接種を拒むと停職処分や給与が支払われなくなるなど、厳しい対応が取られている。

 寺島によると「マクロンさん(大統領)はできれば3回目を打ってくださいということを掲げたりしていて。それは日本とかでも一緒ですけどやらきゃいけないけどやれない人もいる。ちゃんと(ワクチン接種)証明書を見せなきゃいけない。フランス人は義務化すればするほど腹が立ってきてすぐデモが起こるので」と自由を重視するフランス人の国民性について語った。

 さらに「子供のワクチン接種とかでもびっくりしたんですけど任意が多いんですよね。日本ってすごく子供に注射をいっぱい打たせるんだけど、フランスって任意が多いんですよ。ということは『すべて自己責任でやってください』ということなので。ここまでコロナのことで締め付けられて黙ってるわけがない」とと話した。

 またワクチン接種が夫婦関係にも影響を及ぼしているという。「うちの主人とかでも(ワクチンを)2回受けてるから『俺は大丈夫みたい』なことを言ってるんですよ。もうマスク外してる感じでやっちゃってるんで。それは『本当にダメだよ』って。そういうことですぐケンカになったりとか」と悩みを明かした。