明石家さんまが21日深夜放送の毎日放送ラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。「雨上がり決死隊」(宮迫博之、蛍原徹)の解散について語った。

 さんまは「2人が言った通り、皆さんも記事で読んだりワイドショーで見たりしてると思うんですけど」と前置きし「長く説得…というか、復活してほしいために俺も動いてて、蛍ちゃんに多大な迷惑をかけて。俺はまさか解散すると思ってなかったから」とカミングアウトした。

 さんまによると、昨年9月に予定していた舞台(コロナの影響で中止)で「宮迫と蛍原で漫才をしてほしい」とオファーしていたという。宮迫からは事前に承諾をもらい、その後、共演する「明石家電視台」の収録の際に、蛍原に話を持って行ったというが「『すまんけど5分だけ』って軽くお願いしてたんです。次の週会ったら、蛍ちゃんゲッソリやせてて。で、その時は何も言わなかったんですけど、後々考えると蛍ちゃんはもう辞めたいと思ってる。やりたいくないと思ってるのに、俺が『蛍ちゃんすまんやってくれ』って。自分はやりたくないのに、どうしようって悩んだ」と振り返った。

 さらに「俺は迷惑かけてんねん。蛍ちゃんの気持ちを軽く考えて…。あそこまで深刻に悩んでるとは、夢にも思わなくって」と悔やんださんまは「4月ぐらいに宮迫から(解散の)連絡あって、また後々組むのかと思ったら『蛍原の性格は僕分かってます。蛍原はこの考えは改めません』って。もう言ってましたから。相方いろいろあるやろうけど、分かってる同士やねんな」と声を落とした。

 最後に「宮迫とは『こういう会見してんから、俺ができる限りいろいろ協力させたいただくことには変わりない』って話で終わってるんです。蛍ちゃんには『すまんかった。ほんとに迷惑かけた』と謝りました」と語ったさんまは「ごめんね笑いが少なくて」と続けてスタジオの笑いを誘った。