俳優の千葉真一さん(享年82)の訃報を受け、自民党の〝ヤンキー先生〟こと義家弘介衆院議員(50)が20日、SNSを更新し、親交が深かった故人を偲んだ。

 千葉さんの訃報から一夜明けたこの日、義家氏は「オレが力になれる事があれば何でもするから!義家、日本を頼む!そう言って常に私を鼓舞してくださった千葉さん…あなたが注いでくれた厳しく、深く、優しい眼差し、そして交わした約束を、私は永遠に忘れません。これからも天から見守っていて下さい」と投稿した。

 千葉さんは義家氏に対し、「政治家の中にも気骨がある奴がいる」と感銘し、意気投合。一昨年に開かれた千葉さんの「芸能生活60周年記念祝賀会」では来賓あいさつを務めた。今年になって、選挙区の神奈川16区(相模原、厚木市ほか)には「世界の真ん中で輝き続ける日本を!」のコピーとともに千葉さんとの2連ポスターを掲示していた。

 千葉さんは「弁士/国際俳優」の肩書で、迫力あるポスターは地元やネット上で話題になっていたが、突然の訃報で、千葉さんの〝最後の作品〟になってしまったという。

 義家氏はこの日、千葉さんとの2連ポスターを傍らに朝立ち。「多くの方々からお悔やみの言葉を賜りました。私はあなたのようなスターにはなれませんが、路傍で民を見守る地蔵であり続けます。あなたの期待に恥じないように」と誓っていた。