お笑いコンビ「TKO」の木下隆行(49)が亀田興毅(34)主催で9月25日に行われるボクシング興行でリングデビューすることが19日、わかった。

 元世界3階級王者で、ボクシングジム「3150(サイコー)ファイトクラブ」の亀田興毅会長は、9月25日に第1弾となるボクシング興行「3150 ファイト Vol.1」を開催。「3150(最高)の試合を届けることによりボクシング界や関わる人々の3150(再興)を目指す」と語る興毅会長からの熱烈オファーを木下が快諾。プロボクシングの興行とは別ながら、同日のエキシビションマッチに参戦するという。

 すでにエキシビションマッチには“少年革命家”でユーチューバーのゆたぼん(12)が参戦を表明しているが、木下の参戦も大きな話題を呼びそうだ。

 興毅会長による興行「3150 ファイト Vol.1」については、これまで動画配信アプリ「17LIVE」でのスパーリング・マッチ配信やライバーボクサーオーディションなど、ボクシングに新たな仕組みやエンターテインメント性を取り入れようとする試みをしてきており、その一環として、今回の“マッチメーク”になった模様だ。

 参戦が発表された木下氏は「まさか自分がボクシングをする想定はしていなかった人生。もちろん興毅は僕のことを思って、この提案をしてくれたと思いますけど、正直、今も戸惑っています」と素直な気持ちを吐露。それでも「でも、約束はしたのでテンション、メンタルを上げていかないと。うまくいくとは思ってないですけど、それは甘えているわけではないです。自分自身のために本当にこのタイミングでお話をいただいて、ありがたいなと思っております。だからこそ熱い思いを受けさせていただきました」と前向きに話した。

 誰がマッチメークされるのか? 今後の展開から目が離せない。

 なお、同興行のメインカードは先日、興毅会長が手掛ける3150ジムへの所属が発表された元WBA世界ミニマム級王者・宮崎亮(32)の現役復帰戦。さらに、父・亀田史郎氏のユーチューブチャンネルの企画から誕生したジム期待のプロボクサーたちによる5番勝負も予定している。