路上生活者や生活保護受給者に対する差別発言で大炎上しているメンタリストのDaiGoに、旧知の南原竜樹氏がダメ出しした。

 南原氏は日本テレビ系「マネーの虎」の「冷徹の虎」として知られた経営者。最近は、オンラインビジネススクールENCOLNを展開。DaiGoとは2014年に設立した出版社で著書を刊行している。

 その南原氏が14日、ユーチューブチャンネル「冷徹な教え」で動画を公開。メンタリストさながら、DaiGoの深層心理を分析した。

「意外に人に接していないと思います。毎日、10冊、20冊の本を猫を可愛がりながら、読んでいくのが、幸せなのだと。なので彼の世界はある意味のバーチャルリアリティーみたいな世界なんですね。『井の中の蛙大海を知らず』。まあ、今はですね、井の中の蛙もインターネットとか本とかで大海を知ってしまうんですね。ところが人に接することが極端に少ない そういった人が現代では多いんじゃないでしょうか」

 5万人以上と名刺交換したという南原氏は、1990年代に新幹線に乗り遅れ、途方に暮れていたところ、ホームレスに「ワンカップ大関」を自販機でごちそうになったエピソードを披露。商社マンから失敗してホームレスになったという身の上話を聞きながら、遅くまで飲んだという。

 その上で南原氏はDaiGoの〝詫び方〟について「企業が失態を起こした時のお詫びは、体を90度に曲げて、誠心誠意、心の底からお詫びするものです。ぜひもう一度、自分の考えを改めて下さい。それが嫌だというのでしたら、どうぞ自分の世界をご自由に生きて下さい」と宣告した。