立憲民主党の小沢一郎衆院議員(79)が10日、事務所公式ツイッターを更新。この日、閣議後の記者会見で、丸川珠代五輪担当相が9日に銀座を散策していたIOCのトーマス・バッハ会長について「不要不急かは本人が判断すべきだ」と述べたことにあきれた。

 小沢氏は「こんなことばかり言っているから今日の感染爆発がある。もはや皆、政府の言うことをまともに聞かない。今や不要不急は勝手解釈なのだから。これだけ不信を募らせて、総理はこれからどうするつもりなのか」と案じた。

 小沢氏は5時間前のツイートでも、丸川五輪担当相が五輪期間中に新型コロナウイルスの感染者数が増加したことについて、「五輪の開催は感染拡大の原因にはなっていないものと考えている」との見解を報じた記事を添付し、「絶対に非を認めない政治」と怒り。

 続けて「『感染爆発は国民の気の緩みのせい。お祭りムードで大勢が外飲みをしても会場近くに押し寄せても、それはみんな国民が悪いのであって、政府は悪くない』。もはやこの政府にコロナ対策は難しい」とつづっていた。