かつてグラドルとして活躍した女優の工藤里紗(37)が実に13年ぶりとなるDVD「return~ただいま~」をリリースし、1日に都内で発売記念イベントを開いた。

 写真集は2007年発売、DVDは08年発売の作品が最後。何より気になるのが、なぜ13年ぶりにDVDに挑戦したか、だ。

「グラビア自体やっていなかった。(オファーされ)やっていいんだとビックリした。インスタグラムとかやっていても(当時)グラビアを見ていた方が多くて、〝見たい〟といってくださった。(年齢も)37だし…と思ったけど。言ってくださる方のためにやりたい」と決意した。

 自身11本目の作品は沖縄で撮影された。

 沖縄は15年ぶりに訪れたと明かし、撮影の3日間は「全部台風。大雨で大変だった」と苦笑い。グラビアのブランクが長すぎて「緊張したし、どうしようと考えることが多かった。沖縄の景色も全然見ていない」と余裕はなかったようだ。

 本作は〝謎の女〟をテーマに撮影。セクシーに仕上がったか聞かれ、「それが悩み。セクシーさは足りないかな」と頬を赤らめた。

 次作には「それは分からない。年齢もアレなんで」と慎重なそぶりを見せたが、「グラビアはいける限りは。セクシーさが課題。もっとセクシーになれないかなと」と、色気を増した作品に意欲を見せた。

 グラドル時代はかわいらしいたれ目と抜群のスタイルで支持された。その後、女優業に力を入れていたが、近年は目立った露出はなかった。

「活動はやっていた。休業といわれたけど」と自虐的。テレビ東京に同姓同名のプロデューサーがいるため、「プロデューサーになったの?」と聞かれることもあったという。「休業はしていない」と笑った。