27日に東京都が発表した新型コロナウイルスの新規感染者数は2848人と過去最多の数字となった。これを受けて、野党からは医療体制を心配する声が上がっている。

 立憲民主党の蓮舫参院議員はツイッターで「再びの宣言から2週間、医療体制と命を守るための審議を国会で行うべき事態。五輪開催で8月にはリバウンドという専門家の予想をなぜ無視したのか、五輪で感染拡大の懸念あたらないと菅総理はなぜ今も言うのか。徹底検査を選手村以外にも広げ国民に。早期発見・隔離と治療を。十分な補償を。臨時国会を」と国会審議を求めた。

 同じく立憲民主党の小西洋之参院議員も「首都圏の医療体制の構築状況(政府資料)から判断する限り、第四波の大阪のように自宅で医師、看護師、保健所からの連絡すら受けることが出来ず、事実上放置される患者が続出するのではないか」とツイートし、危機感を露わにしている。