五輪開会式にサプライズ登場! なだぎ武は解任「小林賢太郎チルドレン」

2021年07月24日 05時15分

なだぎ(中央)の登場にネットも沸いた
なだぎ(中央)の登場にネットも沸いた

 東京五輪の開会式が23日、東京・国立競技場で開催した。ミュージシャンの小山田圭吾の辞任、小林賢太郎の解任と開会式直前でドタバタ劇があったが、大会組織委員会は急ごしらえの演出をやりくりして何とか面目を保った格好だ。これでホッとひと安心…と思いきや、意外な盲点があった。それは、テレビクルーの一員として寸劇を披露したお笑いタレント・なだぎ武(50)だという。そのワケはというと――。

 開幕の直前までゴタゴタ続きだった今回の東京五輪。まずは開会式の音楽担当だった小山田が、過去に雑誌のインタビューで〝いじめ自慢〟したことが蒸し返され、すったもんだの末、19日に辞任に追い込まれた。

 翌20日、今度は東京五輪・パラリンピックの文化プログラムに参加していた絵本作家のぶみ氏が、自伝に記した過去の不適切な言動で大会参加を辞退。

 さらには、開会式の統括的なショーディレクターを務めた小林賢太郎氏が芸人時代にユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を揶揄するネタを披露していたことが明らかになり、21日にスピード解任に至った。

「いずれも過去の話ですが、東京大会が世界に発信する『多様性と調和』というビジョンと真っ向対立する話だけに、世間が許さなかった。通常の芸能活動だったら、ここまで問題は大きくなることはありませんが、さすがにオリ・パラという舞台にはふさわしくないでしょう」とは大会関係者だ。

 一部報道によると、誤ったメッセージを発信することを恐れた約20人の組織委の理事が開会式の中止か簡素化を武藤敏郎事務総長に申し入れたという。それでも、橋本聖子会長以下、組織委幹部はギリギリまで調整し、開会式を行うことを決断した。

「どういう展開になるかヒヤヒヤの中、始まりました。でも、小山田の楽曲が流れる予定だった冒頭の4分もつつがなく終わり、その後の森山未來や真矢ミキに続く演出も自然な流れにまとまったと思います。ただ、気になることはある。それは、なだぎ武ですよ」(お笑い関係者)

 なだぎはテレビクルーの一員として各演出をつなぐリポーター役として登場。市川海老蔵やMISIAは一部で報じられていただけに既定路線だったが、なだぎはサプライズ感があったのか、ネット上でも「なだぎじゃん!」「びっくりした」「まさかのなだぎ武」と驚きの書き込みが相次いだ。

 同関係者が続ける。

「なだぎは小林賢太郎のコント集団『カジャラ』に参加していた主要メンバーだったんです。小林が芸能界を引退して裏方に回ることが明らかになった時、『また賢太郎くんの作品に出たい』と熱望していたぐらい。今回テレビクルーの一員だった辻本耕志や江戸川じゅん兵も小林と一緒に仕事をしていた、いわば〝小林チルドレン〟。そう考えるとスピリットを受け継いだ者たちが出演していたということになる」

 小林氏を〝排除〟したからと言って、完全に色を消すことは不可能。なだぎを始めとした意志を受け継ぐ者がいればなおのことだ。

 小林氏の解任時、武藤事務総長は「それぞれの場面の演出に担当者がおり、それら全体の調整が小林さんの役割。小林さんが単独に企画したパートはありません」と説明していたが、果たして本当か…。

 前出の大会関係者は「一連の問題が生じた時、理事たちが『なんで臨時理事会を開かないで勝手に決めていくのか』と上層部に不満を持っていたのは確か。開会式が無事に終わってほっとしているかもしれませんが、組織委のガバナンスの問題は残ったままです」と指摘している。

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