22日の読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」では過去「ホロコースト」をネタにしたことで、東京五輪・パラリンピックの開会式のショーディレクターを解任された小林賢太郎氏の問題を取り上げた。

 小林氏は1998年のコントでホロコーストをやゆするようなネタをしていたことが問題となり、組織委員会は22日、解任を発表した。

 コメンテーターとして出演した元大阪府知事の橋下徹氏は「もちろん国際的にはこの発言許されるべきものではない」と断罪した上で、その一方で同じく開会式で音楽担当を担い、辞任した小山田圭吾と比べ「彼は(いじめについて)同じような発言をしていた。反省とか悔い改めた姿勢はなかった。しかし、その後小林さんは『人を傷つけようなネタをしない』と発言し、2017年には震災復興支援のための寄付をしている。そういった経緯も注目すべき」と持論を展開した。
 
 また政治評論家の杉村太蔵氏は「何十年前ものことを掘り返されたら、どうしたらいいのか」と困惑した口調で話すと橋下氏は「発言は許されるべきではないが、全て否定するのは違う。過ちの後、どんな反省、行動をするのかが重要」とし「こうしたことを100%チェックするのは不可能。分かった後、どう対応するのが重要」と指摘した。