関西テレビの羽牟正一社長(68)が21日、オンラインで夏季社長会見を開催した。

 昨年7月、タレント・上沼恵美子がMCを務め、25年間自社制作してきたバラエティー番組「快傑えみちゃんねる」が終了。番組への思いが強かっただけに、上沼は終了から1年がたち、さまざまな場で〝恨み節〟を炸裂し始めている。

 19日放送のABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」では、「私は全身全霊を込めてやっていたけど、ずっと2人で頑張ってきたプロデューサーから、最後にとっても失礼なメールをいただいた。ここで言えないような。あの世までこの言葉を持っていこうと思う。人間としてアカンでと思った。自分でも消化しきれない表現だった」と暴露。

 続けて、「プロデューサーの方、私が辞めてから出世されたそうです。風の噂で聞きました。おめでとうございます」と痛烈に皮肉った。

 同局の言い分もありそうなものだが、羽牟社長は「ちょうど1年が経ちますけれども、当社としては25年にわたってご出演いただいたので、大変感謝しておりますという気持ちは変わっておりません。発言については報道で承知しているけれども、タレントさんの個人的な見解の発言について、我々がコメントする立場にはないと思っている」と反論はせず。

 同番組の終了後、上沼は同局の番組に出演していないが、今後の出演の可能性については「現場から出演の予定は聞いていない。今のところはないと認識している」と話した。