プロレス界の「黒いカリスマ」こと蝶野正洋(57=東スポグループ強化部長)が、“呪われた東京五輪”に黒い救済案を提示だ。決定事項変更と重要関係者辞任が相次ぎ、開幕直前までトラブル続き。8月8日の閉会式で国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)に禊(みそぎ)の鉄槌を提案した。

 ガーーッデム! 蝶野だ、オラ! 東京五輪がいよいよ開幕だけど…なんかそんな空気全然ないね。開幕前日(22日)にサッカー日本代表と対戦する南アフリカも、これからまた陽性者が出てきたら試合そのものができなくなっちゃうでしょ。仮に日本代表の選手が「コロナなんか怖くない」って言ってもやっちゃダメだよね。

 この調子で本番に入ったら、せっかく日本に来たのに試合も何もできなくて帰る人たちがたくさん出てくるんじゃないの。その場合は五輪優勝チームがコロナで敗退した国に試合をしにいく「ゴールドメダリストツアー」でもやるしかないよな。コロナ終息後に、救済措置としてアフター五輪をやればいい。親善試合という興行をやって、名誉回復と金儲けしてさ。

 そんな中でバッハ会長も広島に行ったり歓迎会やったりで叩かれてるけど、やっぱダメだよね。もともとフェンシングの金メダリストなんだけど、スポーツエリートって基本的に人を踏み倒して上がってきてるヤツら。庶民の気持ちなんて分かるわけないんだって。上に立ってるヤツって基本そんなもん。

 池袋で暴走事故を起こした飯塚幸三被告もトップエリートでしょ? だからアクセルとブレーキを踏み間違えてても、自分の間違いを絶対に認めないんだよ。バッハさんもそのタイプ。間違いは認めないし、我々市民がコロナで苦しもうが関係ないことなんだよ。これで最後にバッハさんが陽性になっちゃったらオチがつくけどな。それか閉会式で室伏(広治)さんあたりが日の丸の覆面かぶって出てきて、ラリアートするか聖火投げつけるかくらいしてくれたら盛り上がるかもね。