「2021ミス・アース・ジャパン日本大会」が20日、都内で行われ北海道代表の吉田小夏さん(26)がグランプリに輝いた。

 ミス・アースは地球環境保護などを重視した国際ミスコンテストでミス・ユニバース、ミス・インターナショナル、ミス・ワールドと並び世界4大ミスコンテストのひとつ。応募者約3500人の中から地方大会を勝ち抜いた代表27人が世界大会への出場権を争った。

 吉田さんは「夢を見ているようです。今日までたくさんの人に支えられこの舞台に立つことができました。これからは各国のミス・アースとともに世界の誰もが幸せに暮らせる環境を作るために行動して参ります」と決意を語った。

 6年間ドイツにバレエ留学しヨーロッパを回り「そこで見た世界の現状や、改めて感じた日本の整った衛生環境や美しい自然を世界に発信したい」との理由でミス・アースに挑戦した。任期は1年だが「モデルや女優を目指し、そこで私の思いを表現したいと思っています」と芸能活動にも意欲を見せた。

 憧れの存在はオードリー・ヘプバーン。「彼女はバレエダンサーを目指し、女優として活躍した後も後世は恵まれない子供たちに深い愛を持って貢献しました。私も彼女のように深い愛を持って世界中の人々が幸せに暮らせる環境作りに貢献したいと思っております」と話した。

 現在はバレエダンサーのかたわらホテルのフロントで勤務している。報道陣から「北海道のどこかのホテルに行けば吉田さんに会える?」と問われると「はい。働いております」と笑顔を見せた。